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Category: 肩こり

長時間のデスクワークやスマホの操作は、肩コリ・上位交差症候群(猫背、ストレートネック等)を作りやすくなります・・
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何故かと言うと・・

デスクワークやスマホの操作は、腕をある程度固定することで、ブレずに指先を使うことができます・・
腕を固定するということは、肩甲骨を固定するということになります・・

肩甲骨が固まって自由度がなくなると、周りの筋肉(僧帽筋や小胸筋や菱形筋・肩甲挙筋など)の血行が悪くなり
硬くなって、肩コリ・上位交差症候群になってしまうんです・・(汗)

その元凶になっているのが、「前鋸筋」です!!

前鋸筋は肋骨(第1~第9肋骨)から肩甲骨の裏側に放射状に付いており、あたかも鋸(のこぎり)のような形をしているので、そういう名前が付いています・・
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前鋸筋は肩甲骨内転(内側に寄せる動き)と挙上(上に引き上げる)以外の・・

・外転(肩甲骨を外に開く)
・上方回旋(上に回転させる=腕を上げるときの肩甲骨の動き)
・下方回旋(下に回転させる=腕を引き下げるときの肩甲骨の動き)
に関与しています・・
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これを日常動作で説明すると、
・腕を前に伸ばす・・(ストレートパンチを打つ時に前鋸筋が活躍するので、ボクサー筋との呼ばれます)
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・腕を上げる
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・体幹の力を腕に伝える
・腕を狙ったところに正確に出す(スポーツ等で正確な腕の動きをするとき)

ですので、肩コリ・上位交差症候群だけでなく、前鋸筋が固まっていると、腕を前や上に動かそうとしたときに、
逆に引き戻されてしまうので、肩の動きが阻害されてしまい、結果、肩を痛めてしまったり、スポーツでのパフォーマンスが落ちたりしてしまいます・・

また、前鋸筋が弱っていて使えなくなっていても、体幹の力を肩や腕に伝達することができないので、肩や腕が重たく感じて疲れやすく、スポーツをする上では、上肢がブレやすいのでパフォーマンスが落ちます・・

まとめると・・
前鋸筋が固いと、肩甲骨は固着し、上肢の動きに制限がでて、肩コリ・上位交差症候群になりやすい・・
(肩甲骨はがしをしようとすると、硬くて指が入らないタイプ・・一見猫背)
逆に、前鋸筋が弱くて使えないと、肩甲骨が安定せず、その分肩や腕に負担がかかり、支える僧帽筋が疲れやすく肩コリになりやすい・・
(肩甲骨はがしでは、ボコっと奥まで手が入るタイプ・・一見姿勢がいい)
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上記のように、前鋸筋が硬くても緩すぎても肩コリは起きやすいんです!

以前、上位交差症候群の改善方法を紹介し、その時は僧帽筋下部に焦点を当てたんですが、前鋸筋の硬さを先に取ることで、僧帽筋下部をより効果的に鍛えることができます・・

前鋸筋・・・
侮れない筋肉なんです!

次回はその前鋸筋のストレッチ法と鍛える方法を動画を交えながら紹介します!







猫背・・背中が丸まっている状態をいいますね・・

前回の下位交差性症候群のように(まあ、下位があれば上位もあるわけですが・・(苦笑)
それはまた後程・・)姿勢が崩れる原因は筋肉の緊張のアンバランスにあるというお話でした・・

今回の猫背も、いうなれば、筋肉の緊張のアンバランスで起こります・・

緊張しているのは、前面の大胸筋、小胸筋、腕の上腕二頭筋、鎖骨下筋、広背筋、僧帽筋上部、首の後ろの肩甲挙筋等・・
委縮しているのが、背面の菱形筋、僧帽筋中部・下部等・・

ほんとはもっと細かいのですが、難しいので(汗)
緊張=前面と上に付いてる筋肉
委縮=背面の筋肉という認識でいいと思います!
(もちろん、骨盤の影響もありますがそこは下位交差性症候群を参照してください)

みなさん、硬いところ、コリがあるところのストレッチは結構行うと思います・・
大変良い事です(笑)

しかし、崩れた姿勢を元に戻すには、それだけでは片手落ちになります・・
委縮している筋肉を強化しないといけません!

今回の猫背に関して言うと・・
肩甲骨の位置がポイントになります・・

猫背の状態の肩甲骨の位置は、
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の中の挙上+外転の位置・・つまり、通常の位置より上に上がりつつ、外に開いています・・
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これをある筋肉を活性化してあげると、肩甲骨は下がり、内に移動します・・

そのある筋肉が僧帽筋下部です!
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次回は、その僧帽筋下部を強化するエクササイズをご紹介します!(タオルをご用意ください・・笑)

肩こりや肩の痛みがある時、鎖骨に原因があることがあります・・
鎖骨はクランク状にクネッた形をしています・・
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肩甲骨と鎖骨で関節を作り(肩鎖関節)そこに腕の上腕骨が合わさって肩関節になります・・
胸鎖関節は腕・肩と体幹を結ぶ唯一の関節なので、肩関節の可動域を考える上で一番重要な関節になります・・

意外に知られてないのが、肩の運動は胸鎖関節を軸にして成り立っているってこと・・
ちょっとグロいですが、バンザイすると鎖骨は胸鎖関節を軸に逆ハの字になっているのがわかるでしょうか?
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また、鎖骨には僧帽筋・胸鎖乳突筋・鎖骨下筋・三角筋前部・大胸筋等様々な筋肉が付着しています・・
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肩がこる・・肩の関節が痛い・・肩の動きが悪いなどは、上記した筋肉が固まって鎖骨の動きが制限されてしまうために起きたりもします・・(汗)

次回は、鎖骨の(胸鎖関節の)動きを取り戻すやり方と重要な鎖骨下筋のリリースの仕方を説明します!

さて、立甲についてです・・

前々回の施術動画がご覧いただけたでしょうか?
左の肩甲骨を剥がすように施術したら、あっという間に右手より長くなりました・・

実際に手が伸びたわけではありません・・(苦笑)
肩甲骨周辺の筋肉が緩んだために、手がスーっと伸びたわけです・・

立甲をすると、背中にある「大菱形筋(だいりょうけいきん)」や「小菱形筋(しょうりょうけいきん)」の張り付きが解消されます・・上記の筋肉は脂肪を燃焼させる筋肉です・・
肩甲骨の動きが悪くなると、これらの筋肉の働きも悪くなるため、背中に脂肪がつきやすくもなります・・

立甲のイメージとして一番わかりやすいのは・・ネコ科の動物ですね・・
例えば・・チーター・・
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歩くたびに、背中の左右が盛り上がりますが・・あれは肩甲骨です・・

人間編ではブルース・リー・・
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この状態が立甲です!
肩甲骨が胸郭から浮き立っています・・

普通の人が四つ這いで歩いても、肩甲骨は肋骨にへばりついたままになりますが、実は赤ちゃんの時は誰でも「立甲」になっているんですが・・
大人になるにつれ筋肉が固まってきて、いつの間にか自然にできなくなってしまうんです・・

立甲が可能になると、肩甲骨や肋骨(脊柱)の可動性も拡がり
胸郭の可動性も拡がることで、胸椎の伸展も向上し猫背や腰痛の予防にもなります・・

立甲は今、スポーツの世界で注目されています・・
例えば、投球動作やバッティングで重要な胸椎(胸郭)の伸展も向上し、さらに障害予防とパフォーマンスアップに繋がりますし・・
ランニングなどの走動作では肩甲骨からしっかりと腕が振れるようになり走力の向上やパワーロスが軽減します・・
水泳でも、上肢の力みがなくなるため、スムーズな泳ぎができるようになります・・
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最後にオススメ動画を3本載せておきます!



あなたも是非、立甲をマスターして、力みのない腕の使い方で肩コリと
さよならしましょう!











セルフで行う肩甲骨はがし・・・流行ってますね(笑)

セルフで行う肩甲骨はがしとは、肩甲骨周りの凝り固まった筋肉をストレッチによってやわらかくすることで、背中に張り付いたように固まってしまった肩甲骨の可動域を広げるもの・・だそうです・・

改めて肩甲骨(詳しい解剖学は抜きで)の動きをみてみましょう!
肩甲骨は背中に位置していて、背骨や腕の骨、肋骨と肩甲挙筋(けんこうきょきん)大・小菱形筋(だい・しょうりょうけいきん)など6つの筋肉で繋がっています・・

腕が自由に動くには、肩甲骨が筋肉によって動いたり、固定されることが条件になります・・
逆に言えば、肩甲骨の動きが悪くなったり固まったままになると、腕の動きが制限され、それがやがては肩コリや40肩になって現れることになります・・

肩甲骨の動きは全部で6つあります!
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問題なのは、この6つの動きのうち、長時間のパソコン業務やスマホ・車の運転等で、腕を前に出し固定している時間が長くなると、肩甲骨が背中の外側に向かって開く「外転」のまま筋肉が固まってしまうことです・・
これが猫背や肩コリ。40肩の元になる「巻き込み肩」を作ってしまいます!
呼吸が浅くなる原因にもなります!

そこで「肩甲骨はがし」・・ググったらこんな1文がでてきました・・
「肩こりが慢性的に続くと、温めても叩いても一向によくならないどころか、頭痛や吐き気、めまいなど二次症状を引き起こす場合もあるため、肩こりに効くと言われる方法を色々と試される方も多いと思いますが、どれもあまり効果を感じることができず、もはや自分は肩こりになりやすい体質だから諦めている、なんて声もよく聞かれます・・そのような方に是非試して頂きたいのが、「肩甲骨はがし」です・・」

なるほど!でもよく考えてみると・・
これってただの運動不足と言えなくもないですよね?

僕は「肩甲骨はがし」のセルフエクササイズもいいと思いますが・・「ラジオ体操」で充分、代用できると思います
その中には、肩甲骨の6つの動きもちゃんと入ってます(笑)

さて・・今日のタイトルの「立甲」のお話・・
僕も「肩甲骨はがし」は施術の中で使ってますが・・
やり方がちょっと違い「立甲」を意識して施術します・・

みなさんは「立甲」ってご存知でしょうか?

詳しくは後程・・
とりあえず、実際の施術動画をご覧ください!

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