今日、患者さんに、手にできた「まめ」はどう処置するのがいいのか・・?的なことを聞かれました・・
そう言えば以前にも、「まめ」と「血豆」は何が違うのか聞かれたことがあったので、その辺を記しておきましょう!
みなさんは「まめ」や「血豆」「たこ」「魚の目」「いぼ」といったものの何がどう違うのか?対処法はどうするのか?
ご存知でしょうか?
いずれにしても、みんな皮膚に突出してできるものですね・・
しかし「まめ」「たこ」、「魚の目」「いぼ」は、それぞれ別の皮膚疾患なんです(血豆はひとまず置いときます)
まずは・・「まめ」と「血豆」から・・
「まめ」は、医学的には「外傷性水疱」といいます・・
摩擦や刺激によって皮膚が炎症を起こし、皮膚内に組織液が溜まって水ぶくれができるのが「まめ」です・・
水ぶくれが破れると強い痛みが出ます・・
原因は・・
皮膚に短時間に慣れない強い刺激・圧力がかかった時に生じやすく、日常生活でいうと、履き慣れない靴でいつもと違う刺激により起ったりしますね・・(困)
対処法としては・・
水ぶくれが潰れてなく軽い物は、絆創膏を貼って、水ぶくれが破れないようにします・・
さらに、絆創膏を貼る前にワセリンを塗ると、まめへの負担を軽減することができます・・
といっても、ほとんど潰れることが多いですが・・(笑)
水ぶくれは潰れていないものの痛みがある場合は、消毒した針で水ぶくれを刺し、中に溜まっている組織液を出します・・(あくまでも自己責任でお願いします・・汗)
皮は無理に剥がさないで、絆創膏で覆いましょう・・
水ぶくれが破けてしまった場合は、患部を消毒した後、皮が残っている時は無理には剥がさず(大体余計に皮膚を剥がすことになります)、皮膚にワセリンを塗り絆創膏で保護しましょう・・
ワセリンを塗ることで薄い油膜が張り、患部を保護して治りを早めます・・
一方、「血豆」は大きな衝撃が加わって、皮膚の下の血管が破けた内出血した状態で、血管から漏れた血が行き場を失い、血豆が形成されます・・
内出血が皮膚の表層で発生している場合には血豆になり、深部で発生している場合にはあざになります・・
原因としては・・
ほぼ「まめ」と同様ですが、それより大きな負荷が加わった場合になります・・
対処法としては・・
基本、放置して、自然に治癒するのを待つことです・・
大きな衝撃が加わって発生した傷口を外気に晒すと、敏感な肌の内部の細胞に菌などが付着してしまうことがあります・・
「血豆」の発生から2〜3日は患部を冷やすことで炎症が抑えられ、血豆が大きくなることを防げる場合があります・・
内出血しているので、温めることはおすすめできません・・(汗)
もし血豆が破けてしまったら、すぐに水道水で流して、ワセリンなどを塗りましょう!
物に触れるところなら絆創膏を貼りましょう!
口の中に「血豆」ができることがありますが・・
これは、やはり物理的な刺激(食事中頬の裏側を誤って噛んでしまうなど)がほとんどですが・・
ビタミンB群が不足していたり、口内が乾燥している、傷が発生しているなどの問題が発生してる場合にストレスや疲労、ホルモンバランスの崩れやアレルギーなどの問題が発生してしまった場合にも口中に「血豆」が発生しやすくなります・・
もし、口内「血豆」ができて数カ月経っても治らない場合は、口腔がんを疑って、口腔外科を受診してください・・
続く・・
そう言えば以前にも、「まめ」と「血豆」は何が違うのか聞かれたことがあったので、その辺を記しておきましょう!
みなさんは「まめ」や「血豆」「たこ」「魚の目」「いぼ」といったものの何がどう違うのか?対処法はどうするのか?
ご存知でしょうか?
いずれにしても、みんな皮膚に突出してできるものですね・・
しかし「まめ」「たこ」、「魚の目」「いぼ」は、それぞれ別の皮膚疾患なんです(血豆はひとまず置いときます)
まずは・・「まめ」と「血豆」から・・
「まめ」は、医学的には「外傷性水疱」といいます・・
摩擦や刺激によって皮膚が炎症を起こし、皮膚内に組織液が溜まって水ぶくれができるのが「まめ」です・・
水ぶくれが破れると強い痛みが出ます・・
原因は・・
皮膚に短時間に慣れない強い刺激・圧力がかかった時に生じやすく、日常生活でいうと、履き慣れない靴でいつもと違う刺激により起ったりしますね・・(困)
対処法としては・・
水ぶくれが潰れてなく軽い物は、絆創膏を貼って、水ぶくれが破れないようにします・・
さらに、絆創膏を貼る前にワセリンを塗ると、まめへの負担を軽減することができます・・
といっても、ほとんど潰れることが多いですが・・(笑)
水ぶくれは潰れていないものの痛みがある場合は、消毒した針で水ぶくれを刺し、中に溜まっている組織液を出します・・(あくまでも自己責任でお願いします・・汗)
皮は無理に剥がさないで、絆創膏で覆いましょう・・
水ぶくれが破けてしまった場合は、患部を消毒した後、皮が残っている時は無理には剥がさず(大体余計に皮膚を剥がすことになります)、皮膚にワセリンを塗り絆創膏で保護しましょう・・
ワセリンを塗ることで薄い油膜が張り、患部を保護して治りを早めます・・
一方、「血豆」は大きな衝撃が加わって、皮膚の下の血管が破けた内出血した状態で、血管から漏れた血が行き場を失い、血豆が形成されます・・
内出血が皮膚の表層で発生している場合には血豆になり、深部で発生している場合にはあざになります・・
原因としては・・
ほぼ「まめ」と同様ですが、それより大きな負荷が加わった場合になります・・
対処法としては・・
基本、放置して、自然に治癒するのを待つことです・・
大きな衝撃が加わって発生した傷口を外気に晒すと、敏感な肌の内部の細胞に菌などが付着してしまうことがあります・・
「血豆」の発生から2〜3日は患部を冷やすことで炎症が抑えられ、血豆が大きくなることを防げる場合があります・・
内出血しているので、温めることはおすすめできません・・(汗)
もし血豆が破けてしまったら、すぐに水道水で流して、ワセリンなどを塗りましょう!
物に触れるところなら絆創膏を貼りましょう!
口の中に「血豆」ができることがありますが・・
これは、やはり物理的な刺激(食事中頬の裏側を誤って噛んでしまうなど)がほとんどですが・・
ビタミンB群が不足していたり、口内が乾燥している、傷が発生しているなどの問題が発生してる場合にストレスや疲労、ホルモンバランスの崩れやアレルギーなどの問題が発生してしまった場合にも口中に「血豆」が発生しやすくなります・・
もし、口内「血豆」ができて数カ月経っても治らない場合は、口腔がんを疑って、口腔外科を受診してください・・
続く・・