痛みの閾値って何のことかおわかりでしょうか・・?

痛みの閾値とは、我々が痛みを感じ始めるポイントのことをいいます・・
閾値が下がると弱い刺激でも痛みとして感じてしまい、逆に閾値が高い人だと強い刺激じゃないと痛みとして感じません・・
痛みに強い人というのは、「痛みの閾値が高い」といえます・・
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では、実際に痛みを感じているところはどこだと思いますか?
捻挫や切り傷等の刺激を受けたところでしょうか・・?
答えはNOで、正解は脳です・・(苦笑)
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ちょっと難しい説明になりますが・・痛みとは、末梢の感覚器で刺激を感知をすると、それが脊髄に伝わり、脳幹を経由して視床に興奮を伝えます・・それが痛みとして認識されます・・
(熱いものに手を触れたとき、瞬間的に手を離すなどは、「脊髄反射」と呼ばれ、
情報伝達が脳を経由せずに完了するものもありますが・・)
麻酔をすると痛みを感じないのは、その経路を遮断するからですね!
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なぜ、人によって、閾値が高くなったり、低くなったりするのでしょうか?

実は、同じ痛み信号でもストレスや嗜好などの情動、記憶で痛みを感じやすくなったり、逆に感じなくな
ったりするんです・・
痛みとは違う話ですが・・例えば、匂い・・同じ匂いでも、人によってとても癒されると感じたり、逆に吐き気がすると感じたりします・・
アロマテラピーなどが、体に良いといわれるのは、嗅覚という感覚受容器により、抑制型の神経伝達物質を出すことで、閾値を上げるからです・・

そう・・閾値が上下するのは、神経伝達物質が神経興奮型か、抑制型かにより信号の伝達が異なるからなんです・・(どのような神経伝達物質を放出するかは、その時の心理状態により変ります・・)

①闘値を下げる因子として(痛みを感じやすくなる)
不眠、疲労、不安、恐怖、怒り、悲しみ、ウツ、 孤独感、いらだち等があり、そこには記憶(トラウマ)も関与します・・
②闘値を上げる因子として(痛みを和らげる)
人との触合い、気分の高揚、熟眠、気晴らし、 楽しいことへの集中、安らぎ等があります・・

慢性的に痛みを抱えている人は①の疲労、不安、恐怖、怒り、悲しみ、いらだちを感じているので、当然、闘値はどんどん下がります・・(泣)
実は、こういうところに、同じようなケガをしても、早くよくなる人といつまでも長引く人の違いがでるんです!

早くよくなる人は、痛みにフォーカスすることなく、治ったら早くあれしたい・これしたいと前向きな人が多く、闘値がどんどん上がり、痛みが消えていきます・・
一方、いつまでも長引く人は、痛みにフォーカスし、そこに固執してしまうことで闘値が下がり、交感神経は興奮し、痛みは消えてくれません・・・
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心理的要因から疼痛が出現することも多々あるのも事実です・・

次回はミラーセラピーについてお話をします!